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2022 05. 26

凹凸感が人気のエンボス加工ラベルにおすすめの原紙と3つの注意点

凹凸感が人気のエンボス加工ラベルにおすすめの原紙と3つの注意点

エンボス加工とは、原紙を中心に上から凹版、下から凸版で挟むことによりラベル・シールに凹凸を作り出す加工方法です。
エンボス加工されたラベル・シールを見て、その立体感に目が止まり凹凸を見て思わず手で触ってみたくなる、そんな訴求力を持った加工です。エンボス加工は豪華で華やかなイメージに仕上がるため、ギフト商品や結婚式の引き出物など、高級感を演出したいラベル・シールにおすすめの加工方法になります。
今回のコラムは、エンボス加工のラベル・シールをご紹介させていただきます。

【目次】
1.高級感を演出できるエンボス加工
2.エンボス加工と相性のいい原紙を使って凹凸感をアップ
・金ホイル(ツヤなし&あり)
・銀ホイル(ツヤなし&あり)
3.エンボス加工の3つの注意点
・細かなデザインや小さな文字は要注意
・エンボスのサイズが大きすぎると、凹凸の厚さが薄くなる
・原紙によっては、凹凸が元に戻ってしまうなど目立ちにくい場合がある
4.今回のまとめ

高級感を演出できるエンボス加工

エンボス加工はロゴシール、商品のラッピングシール、封緘シールに使用されることが多い加工方法です。イントロでもご説明した通り、目に止まり触れてみたくなるのがエンボス加工をしたラベル・シールになりますが、目で見て、触れるというアクションの中で社名や商品名をロゴを通して覚えてもらったり、商品自体にプラスで高級感を持たせることもできます。

エンボス加工と相性のいい原紙を使って凹凸感をアップ

ラベル・シールのエンボス加工は、角度によって表情が変わる金ホイルや銀ホイルがとても相性が良くおすすめです。ホイル紙はメタリックな質感のため、光が反射することでエンボスが目立ちやすい原紙です。

金ホイル(ツヤなし&あり)

金ホイル紙ツヤありツヤなし

金ホイルは金色の紙素材でできた原紙です。光沢のある原紙と光沢を抑えたマットな質感の原紙がございます。

銀ホイル(ツヤなし&あり)

銀ホイル紙ツヤありツヤなし

銀ホイルは銀色の紙素材でできた原紙です。光沢のある原紙と光沢を抑えたマットな質感の原紙がございます。銀ホイルに印刷を行うことでメタリックなラベル・シールに仕上がります。

エンボス加工の3つの注意点

エンボス加工のラベル・シールを制作する際にはいくつかの注意点がありますが、その中から3つの注意点をご説明致します。

細かなデザインや小さな文字は要注意

デザインにもよりますが、細かい文字や線はエンボスで表現できない可能性があります。細かすぎるが故に、エンボス加工をしても凹凸感がわかりにくくなります。

エンボスのサイズが大きすぎると、凹凸の厚さが薄くなる

エンボスをかけたい範囲が大きいと圧力が分散されるため、凹凸の厚みが薄くなります。厚みが薄くなると凹凸感が分かりづらいため、商品を陳列した時にラベルが目立ちにくくなり、他の商品に埋もれてしまう可能性があります。

原紙によっては、凹凸が元に戻ってしまうなど目立ちにくい場合がある

合成紙や塩ビ系などのフィルム原紙は、硬く弾力があるために凹凸が元に戻る可能性があります。また、白ベースの原紙はホイル紙と比較して光が反射しにくいため凹凸感が目立ちにくく、エンボスを目立たせたい場合はあまりおすすめはできません。

今回のまとめ

エンボス加工のラベル・シールは高級感を演出することが可能です。金や銀のホイルを使用することでより凹凸感が際立ち、さらに高級感が増します。見て、触れてみたくなるというアクションをプラスで加えることができ、ワンポイントシールとしてのアイキャッチ効果も抜群です。
注意点もいくつかご紹介させていただきましたが、御依頼いただいた際には山田美術印刷で確認致しますのでご安心下さい。
エンボス加工を施したラベル・シールをご検討されてみてはいかがでしょうか。