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-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
EXAMPLE 制作事例
ミルクスプレッド瓶ラベル
高透明素材のフジクリアを使ったレーザーカット加工風の瓶ラベル
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CATEGORY
近年、文具コーナーや雑感手、100円均一ショップなどで、レース調の細かな柄や複雑なデザインのレーザーカットシールをよく見かけます。繊細で高級感のあるデザインがとてもキレイですよね。
そこで、レーザーカット加工を行わず、レーザーカット加工風に見えるラベル・シールを制作しました。高透明ラベル素材のフジクリアに細かなレース調のデザインを施して、レーザーカット風のミルクスプレッド瓶ラベルの制作事例です。
レーザーカット加工とは
金型を使わずレーザー光を照射して素材を非接触で切り抜く加工方法。刃型が不要なため、金型代がかからず、少量生産や複雑なデザインのカットにも柔軟に対応できるのが特徴。
今回は「意図してレーザーカット加工風に見せるデザイン」を作るにあたり、透明ラベル素材のフジクリアを使用しています。フジクリアは透明感が非常に高く、まるでシールを貼っていないかの様な表現が可能です。通常の透明素材ですと、糊の白っぽいモヤモヤ感が見えてしまいキレイには貼れません。 透明感の高いフジクリアを使えばモヤモヤ感もなくきれいに貼れます。そのため、このような透明瓶にレース調のデザインがクリアにはっきりと見えて、レーザーカット加工風に見せることが可能となります。
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デザインはミルクスプレッドの乳白色を活かすため、シンプルなモノトーンでまとめました。また、文字部分にのみ白引きを使用しております。これにより、瓶の中身が透けて見える部分と、しっかりと視認できる部分のコントラストが生まれ、「ラベル レース」風の美しい雰囲気を演出しています。華やかな黒のレースがガラス瓶に映え、「ジャムラベル」や「ミルクスプレッド瓶ラベル」にぴったりな仕上がりとなりました。
実際に手に取っていただくと、「まるで瓶に直接印字されいるよう」「繊細なレースを切り抜いたように見える」といった印象を与えることができます。透明度がとても高いフジクリアと繊細なデザインを活かすことで、このようなラベル・シールを制作できるのです。
複雑な変形刃型も必要ないですし、細かなデザインも自由にできて、レーザーカット加工の必要もありません。ラベル・シールのデザインと透明素材の工夫だけで再現できるのが大きなメリットです。
「瓶に貼るラベル・シールで他社商品と差別化をしたい」
「ジャムやミルクスプレッドの商品をもっとオシャレに見せたい」
といったお客様に特におすすめです。
ご興味のある方は、是非一度お問い合わせください。 山田美術印刷では、今後もこういったアイデアを活かした商品を生み出していきたいと考えております。
仕様
・商品名:ミルクスプレッド瓶ラベル
・素材:フジクリア
・サイズ:H 55.0mm×W 150.0mm
・カラー:特3色(スミ+スミ+白)