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Fine Arts Printing
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COLUMN お知らせ・コラム
ラベル・シールは白黒印刷にすると安い?コスト削減とデザイン性を比較解説
近年では原材料価格の高騰や供給不足などの影響もあり、ラベル・シールにおいて仕様変更を検討されているお客様が増えています。商品の安定供給を目指すために、カラー印刷から白黒印刷への切り替えを進められている企業様も少なくありません。最近ではカルビーのポテトチップスのパッケージ変更でも、カラー印刷から白黒デザインへの切り替えが注目を集めました。
今回のコラムでは、カラー印刷から白黒印刷に切り替えるメリットやデメリットについて、ラベル・シールの視点からご紹介します。
【目次】
1.結論!白黒印刷にすると色数が減るので印刷単価を抑えられる
2.墨1色になることで版代を抑えられるため初期費用も安くなる
3.白黒印刷の最大のデメリットは“見た目の印象”
4.今回のまとめ
結論!白黒印刷にすると色数が減るので印刷単価を抑えられる
白黒印刷に切り替えることで得られる最大のメリットは、ラベル・シールの印刷コストを抑えられるという点です。
一般的なカラー印刷は「CMYK」と呼ばれる4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)を組み合わせています。一方で、白黒印刷の場合は「黒1色」のみの印刷となりますので、使用するインキ数が減ります。
その結果、インキは従来の4色→1色に減らすことができラベル・シールのコストを下げられるという仕組み。特に大ロットの場合は、この差が大きくなるケースがあり、大幅なコスト削減が見込めるでしょう。

墨1色になることで版代を抑えられるため初期費用も安くなる
次に注目したいのが版代(はんだい)です。ラベル・シールの印刷では、色数の分だけ版を作成する必要があります。カラー4色の場合は4枚の版が必要になり、墨1色であれば1枚の版が必要になります。
つまり、色数が減ることで版の必要枚数が減り初期費用のコスト削減ができるのです。凸版印刷やオフセット印刷でどちらも版代が発生する印刷方式のため、初期費用の大幅な削減が見込めるでしょう。

白黒印刷の最大のデメリットは“見た目の印象”
ラベル・シールを白黒印刷にするには注意点もあります。それは視覚的なインパクトが弱くなるという点です。
カラー印刷と比較をすると鮮やかさや華やかさが損なわれ、どこか暗い印象の商品になってしまいます。店頭で他社競合と並んだ際にはカラフル感がなくなり、目立ちにくくなるでしょう。特に、食品・お菓子・化粧品・雑貨など、第一印象が大切な商品では慎重に検討をしてください。
一方で、あえて白黒印刷を採用することで「シンプル」「洗練」「レトロ」といった世界観を演出する事例も増えています。話題性にもつながり、マーケティング次第では逆に話題性やデザインにつながるケースもあります。

今回のまとめ
カラー印刷から白黒印刷に切り替えることにより、色数が減り印刷コストや版代を抑えられるメリットがあります。特に大ロットになればなるほど価格差が大きくなり、大幅なコスト削減につながるでしょう。
しかし一方で、見た目の印象やブランドイメージに影響する可能性があることを忘れてはいけません。「安さ」だけでなく商品のターゲットや販売方法なども加味しなければいけません。店頭で並んだ際の見栄えなど考慮し検討をしましょう。
山田美術印刷では、カラー4色印刷から白黒印刷への切り替えやコストメリットの提示も実施をしています。デザインでお困りの際にも丁寧に対応をしますので、ぜひご相談ください。

