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貼り方ひとつで印象変わる!カッティングシート施工の基本のキ【コラムまとめ】
ラベル・シールの種類のひとつである、カッティングシート。文字やロゴの形にカットされたシール状のフィルムのことで、ガラスや壁面などに貼り付けて使用します。発色が良く長期間にわたって美しさを保てることから人目を惹きたい看板やお店の窓、キッチンカーで多く採用されています。
今回は、カッティングシートの貼り方についての留意点などを、これまでご紹介させていただいたコラムを交えながらお伝えしたいと思います。
【目次】
1.施工前にチェック!キレイに仕上げるために行ってほしいこと3選
・一番大切なのは施工場所の確認
・貼る環境の確認も大切です
・施工箇所の形状によって上がる難易度
2.カッティングシートの貼り方のコツ
・窓ガラスに貼るときは気泡に気をつけて
・大きさや施工場所によってはプロによる施工をおすすめします
3.今回のまとめ
施工前にチェック!キレイに仕上げるために行ってほしいこと3選
カッティングシートが出来上がれば次は施工。一見簡単に貼れるように見えて、使用場所や状況によっては実は高度な技術が必要となります。カッティングシートに向いていない場所に貼ると剥がれやすくなり美しい仕上がりにならないこともございます。貼る前に確認してほしい項目を3選に絞ってお伝えします。
一番大切なのは施工場所の確認
カッティングシートの施工場所によっては、すぐ剥がれてしまい美しい仕上がりを維持することが難しくなるため、制作時の素材選びや施工時の事前準備が大切になります。例えば、ホコリが溜まった窓ガラスや油汚れがついた金属面への施工の場合、汚れなどで粘着力が大幅に低下してしまうため専用クリーナーなどで清掃し表面を乾燥させた上で施工します。あと表面に凹凸が多い場所での施工の場合は通常のカッティングシートでは凹凸にはなじまないため制作の段階で粗面用のフィルムにてカッティングシートを作成し専用工具を用い施工する必要があります。
貼る環境の確認も大切です
カッティングシートを貼る環境を確認しましょう。
冷凍庫の中のような低温環境では粘着力が低下することがありますし、逆に直射日光を浴び続けた金属面などの高温環境で使用する場合は粘着剤が溶けシートがずれる可能性があります。カッティングシートが波打ってしまい、窓ガラスなどにキレイに貼れない場合があるので注意が必要です。キッチンカーなど紫外線を多く浴びる環境では、気温や天候の影響を受けますので施工する場合は、制作前の素材選びと貼り方が大切になります。
施工箇所の形状によって上がる難易度
施工する部位が平らなら貼りやすいのですが、曲面や極度に曲がった面ではシワや浮きが発生する可能性があります。
カッティングシートの材質には耐久性に優れた塩化ビニールが採用されており、伸縮性があり曲面などにも貼りやすいのがメリットです。しかし、大きなカッティングシートになると伸ばした箇所にシワが寄りやすくなり難易度が上がることも。キッチンカーなど高い場所で作業を行う場合は位置を水平、もしくは垂直に貼ることが難しくなり複数人での作業が良い場合もありますし、足場の準備が必要になります。
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カッティングシートの貼り方のコツ
カッティングシートはもちろんお客様自身で施工ことも可能ですが貼り方には注意が必要。 お客様ご自身で施工される場合は、貼る前の充分な準備とアプリケーションフィルム(転写シート)を利用し、ゆっくりと慎重に貼り付けを行うことが上手に貼るコツとなります。大判の場合は型崩れしシワがよることがあるので位置決めが難しいため複数人での施工されることをおすすめします。
窓ガラスに貼るときは気泡に気をつけて
窓ガラスにカッティングシート貼る際には気泡が入りやすいものです。気泡が入ると汚くなり悪目立ちするためスキージーやカッターナイフで空気を抜きドライヤーを使用しながら抑え貼り付けていくことできれいな仕上がりとなります。カッティングシートがキレイに密着することで、長く丈夫に使用できることにも繋がります。
大きさや施工場所によってはプロによる施工をおすすめします
キッチンカーなど全面に大判サイズのカッティングシートを貼られる場合はシワがよりやすく、ガラス面などへの貼り付けは気泡が入りやすいため難易度が高い施工。シワが寄ったり気泡が入ったり位置がずれた状態で貼ってしまうと、伝えたいことが伝わらなくしまい集客力にも影響しかねません。プロが施工することで、仕上がりの美しさだけでなく、施工後の耐久性にも差が出てまいります。
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今回のまとめ
カッティングシートは、その美しさと耐久性から、長く安心してご使用いただけるアイテムとしておすすめです。山田美術印刷では、デザインから制作、施工までをワンストップで対応しておりますので、看板や装飾でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。カッティングシートだけではなく、キッチンカーなどのカーラッピングや店頭の看板、タペストリーなど印刷物をトータルで最適なご提案をさせていただいております。多種多様な原紙素材と豊富な印刷知識でお客様にあったカッティングシートやラベル・シールを含めたさまざまなご提案させていただきますのでぜひ一度ご相談ください。
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