SINCE
-1959-
YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.
EXAMPLE 制作事例
化学薬品商品ラベル
ニス窓をつけることで追加印刷を可能にしたオリジナル化学薬品ラベル
CLIENT
CATEGORY
三谷産業株式会社様からご依頼をいただき、ネット販売用の化学薬品の商品ラベルを制作しました。
ネット販売を目的とした商品ということで、お客様の目にも触れる機会が多く、安全性・見た目・印字対応など細かな点に配慮したラベル制作となりました。また、商品ラベルを初めてご注文されるということで、何度も打ち合わせを重ねて進行しています。原紙選びからデザイン設計、印刷方式から仕上がりの検討まで、不安がなく安心してラベルをご使用いただけるよう丁寧な対応を心掛けました。
ラベル・シールの原紙には、上質紙を採用しています。上質タックは紙ベースの原紙で、光沢がなく落ち着いた質感が特徴です。商品の信頼感を損なうことなく、安っぽく見えない自然な風合いとなるので、商品ラベルにはおすすめです。
また、ラベル・シールの粘着は普通糊を採用しました。普通糊は適度な粘着力があり、剥がれにくさと貼りやすさのバランスがいいのも特徴です。使用環境に合わせて適切な原紙をご提案できるのも、山田美術印刷の強みのひとつです。
ラベル・シールの印刷は、カラー4色＋ニス加工としました。こちらの商品ラベルは、納品後にお客様でロット番号を印刷する商品です。そこで、ラベル上にプリンターで印字できる”窓枠”を設ける設計を提案しました。ニス加工のない部分を意図的にデザインすることで、プリンターインキが定着しキレイな表示ができるようにしています。他にも、賞味期限・ロット番号・種類名など可変をさせる情報の場合におすすめです。山田美術印刷では、このような印刷後に社内印字を行うラベル・シールにも対応しています。ニス加工をうまく使うことで、デザイン性と機能性を両立させた設計をすることができます。
制作したラベルは全6種類。それぞれデザインが異なるラベルのため、小ロット多品種に最適なオンデマンド印刷を採用しました。オンデマンド印刷は、必要な分だけを効率よく印刷できるため、初期費用を抑えながら柔軟な対応ができます。また、新商品のラベルは徐々にデザインをリニューアルしていく場合が多いため、版代が必要のないオンデマンド印刷がおすすめです。
三谷産業株式会社様は1928年に石炭卸売業から創業し、現在では化学品、樹脂・エレクトロニクス、情報システム、エネルギー、住宅設備、空調工事の6事業で展開する複合企業です。商社でありメーカーでもある特性を活かし、お客様にとっての最適を追求し続けています。変化の激しい時代に柔軟かつ力強く対応し、社員一人ひとりの専門性と主体性を結集することで、より高度で複雑な課題に応える総合力のある企業を目指されています。
今回の三谷産業株式会社様のように、初めて商品ラベルを制作される場合、用紙の種類や印刷方式、加工方法など判断に迷われることが多いかと思います。山田美術印刷では、ラベル・シールの用途や保管環境などをヒアリングしながら、原紙選定からデザイン調整、納品形態まで一貫してご提案いたします。
「どこまで自分で準備をすればよいのか不安…」という方でも大丈夫です。ラベル・シールでお困りの際にはお気軽にご相談ください。
仕様
・商品名：化学薬品商品ラベル
・素材：上質タック 普通糊
・サイズ：H 100.0mm×W 200.0mm
・色数：カラー4色+ニス