愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷（株）「お知らせ」ページです。

アップサイクル製品の利用は、環境に配慮した取り組みの一環として注目されています。特ににアップサイクル品のノベルティを活用することで、ブランドの持続可能性を示すことができるでしょう。しかし、アップサイクル品のノベルティの利用には、メリットとデメリットもあります。
今回のコラムでは、アップサイクル品のノベルティ使用する際のメリットとデメリットについて説明します。

【目次】
1.アップサイクル品のノベルティを使う3つのメリット
・アップサイクル品を使うことで環境保護の一環となる
・環境保護への取り組みはお客様からのブランドイメージの向上につながる
・他社との差別化となり世界に一つだけのノベルティを制作できる
2.アップサイクル品のノベルティを使う3つのデメリット
・従来のノベルティと比較をするこコストアップになる
・再利用した素材を使うので品質にばらつきが生じてしまう
・まだまだアップサイクル品の市場の認知度は低い
3.今回のまとめ

アップサイクル品のノベルティを使う3つのメリット

アップサイクル品を使うことで環境保護の一環となる

アップサイクル品は、コーヒーやお茶から出る残渣などの廃棄物を再利用することで資源の有効活用を促進し、環境への負荷を軽減します。よって、企業がアップサイクル品のノベルティを活用することは持続可能なエネルギーや環境保護の一環につながり、お客様へもその姿勢を示すことができます。

環境保護への取り組みはお客様からのブランドイメージの向上につながる

環境に配慮した取り組みは、昨今の企業として社会的責任でもあります。アップサイクル品を使うことが、お客様から企業やブランド価値のイメージ向上にも役立つでしょう。アップサイクル品のノベルティを活用することで、お客様のブランドイメージを向上させ、競合他社との差別化を狙うことができます。

他社との差別化となり世界に一つだけのノベルティを制作できる

アップサイクル品は、再利用された素材やデザインによって世界に一つだけのユニークな個性を持っています。そのため、アップサイクル品から制作されるノベルティは他社との差別化やオリジナリティを表現する手段として活用できます。1点1点が違う表情をもつノベルティができるので、愛着もわき長く使っていただけるでしょう。

アップサイクル品のノベルティを使う3つのデメリット

従来のノベルティと比較をするこコストアップになる

アップサイクル品のノベルティはお茶やコーヒー、木材の残渣などを再加工して制作します。よって、加工や成型などに多くの工程が発生するため、通常のノベルティと比較するとコストが高くなる可能性があります。

再利用した素材を使うので品質にばらつきが生じてしまう

アップサイクル品は再利用した素材を使用しているため、製品の品質にばらつきが生じます。例えば木材の残渣を使ったノベルティでは、木材の模様や色の濃さに違いが生じます。逆にこの一貫性のなさがオリジナリティがある長所として捉えるといいでしょう。

まだまだアップサイクル品の市場の認知度は低い

アップサイクル品のノベルティは比較的新しい商品のため、一般的なお客様にとってはまだまだ浸透していません。そのためアップサイクル品をノベルティとして提供する際には、お客様へアップサイクル品の説明や環境配慮の仕組みを伝える必要があります。

今回のまとめ

アップサイクル品のノベルティを使用することは、環境への貢献やブランドイメージの向上など多くのメリットがあります。一方で、コストの増加や品質の一貫性、市場の浸透など注意しなければならないデメリットも存在します。
しかし、これらのデメリットをうまくお客様へ伝えることでメリットにもなりえます。品質の一貫性のなさは商品がアップサイクル品で制作をしている味となり、お客様への認知度の低さはこれからののびしろになると考えています。なによりアップサイクル品を使うことで環境へ貢献できることは変わりません。
アップサイクル品のノベルティの良さを十分に理解して展開をしていくことが、企業・お客様・地球環境の双方がよくなっていくと考えています。