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2023 01. 24

ラベル・シール印刷のエンボス加工の特徴とメリット・デメリット

ラベル・シール印刷のエンボス加工の特徴とメリット・デメリット

山田美術印刷では、ラベル・シールにエンボス加工を施すことができます。平圧機を使用してエンボスのみ加工ができることはもちろん、凸版印刷間欠機・輪転機で印刷したラベル・シールに対して平圧機でエンボス加工することも可能です。

【目次】
1.ラベル・シール印刷のエンボス加工とは
2.ラベル・シール印刷のエンボス加工のメリット
3.ラベル・シール印刷のエンボス加工のデメリット
4.今回のまとめ

ラベル・シール印刷のエンボス加工とは

ラベル・シール印刷のエンボス加工は、凹版と凸版でラベル・シールを挟み込んで圧力をかけ、凹凸感のある仕上がりにする加工方法です。
凸版のみを使用して立体感のレベルを落としたエンボス加工も可能です。
文字やロゴ部分など、デザインに合わせてお好みの形状に凹凸感を表現することができます。

ラベル・シール印刷のエンボス加工のメリット

ラベル・シール印刷のエンボス加工のメリットは、凹凸が出ることで立体感のあるラベル・シールに仕上がることです。特にゴールドやシルバーなどのキラキラとした基材は相性がよく、高級感のあるラベル・シールに仕上がります。キラキラとしたツヤ感が残ったホイル紙、ツヤ感が抑えられた消しのホイル紙、どちらも原紙自体が光を反射することから、エンボス感が際立つためおすすめの基材です。一方、ホイル紙と同じくキラキラとした見た目のネーマーは、一般的にはフィルム素材であるためエンボスに向いてないとされていますが、強く圧力をかけることで基材が破れる心配もなく、ネーマーの種類によってははっきりとしたエンボスラベルに仕上がります。ただし、仕上がり形態をロールにしてしまうとエンボスが潰れて立体感が薄れてしまうため、シート仕上げにすることをおすすめしております。
さらに、山田美術印刷で取り扱っている平圧機では箔押し加工も行っていることから、加工を組み合わせた印刷にも対応しております。印刷したラベル・シールに箔押し加工とエンボス加工を組み合わせたデザインにすれば、さらに高級感が増し、より一層目を惹くラベル・シールに仕上がります。

ラベル・シール印刷のエンボス加工のデメリット

ラベル・シール印刷のエンボス加工のデメリットは、ロール状の仕上がり形態に向いていないことです。ロール仕上げにするとラベル表面が圧迫され、エンボスの凹凸が潰れてしまう可能性があります。よって、貼り付け作業を機械貼りで行う必要がある場合は注意が必要です。エンボス加工を施したラベルは基本的にシート仕上げをおすすめしています。
その他には、エンボス版専用の版が必要であること、印刷の工程が一つ増えることで多少時間がかかることから、コストが上がってしまうため注意が必要です。

今回のまとめ

エンボス加工を施したラベル・シールは高級感を持たせたい商品にピッタリです。山田美術印刷では、エンボス加工を施したラベルサンプルもご用意しております。是非エンボスラベルを目で見て、触れて、凹凸感を感じてください。