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2022 09. 22

ラベル・シールの表面を保護する、「ラミネート加工」と「ニス引き加工」の違いについて

ラベル・シールの表面を保護する、「ラミネート加工」と「ニス引き加工」の違いについて

製品の輸送や陳列をする際に、製品どうしが擦れたり、ぶつかったりして表面を傷つけてしまうことがあります。山田美術印刷のラベル・シールは紫外線硬化型のインクを使用し、インクの乾燥・密着には万全の注意を払っておりますが、強い衝撃が加わることで、表面のインクが剥がれてしまうという可能性は否定できません。
そこでおすすめなのが「ラミネート加工」と「ニス引き加工」です。今回のコラムではラベル・シールの表面保護に役立つ「ラミネート加工」と「ニス引き加工」の2つの加工法についてご説明いたします。

【目次】
1.ラベル・シールの表面を守る耐摩耗性に優れた「ラミネート加工」
2.安価な方法としておすすめな印刷方法の「ニス引き加工」
3.表面保護以外の「ラミネート加工」、「ニス引き加工」の効果
4.今回のまとめ

ラベル・シールの表面を守る耐摩耗性に優れた「ラミネート加工」

ラミネート加工は印刷物にフィルムを貼り合わせることで、表面を保護する加工方法です。
表面全体を丈夫なフィルムで覆うため、耐摩耗性に優れた加工方法といえます。印刷工程後にフィルムを貼り合わせるので、工程数が増えることでコストは上がります。しかし、ラベル・シールの表面保護が目的であれば一番効果的な方法です。
ラミネート加工で使用するフィルムには様々な種類があり、印刷物に耐光性を持たせたり、表面にホログラムの効果を持たせたりすることも可能です。

安価な方法としておすすめな印刷方法の「ニス引き加工」

表面保護の加工をするにあたって簡易で安価な方法として挙げられるのが、ニス引き加工です。ニス引き加工は印刷工程の中で、ニスをインキと同じ方法で印刷するため、印刷1色分の工程で済みます。さらに材料費もラミネート加工より抑えられるため、効率よく安価に加工が可能です。耐摩耗性はラミネート加工に劣りますが、コストパフォーマンスに優れた加工法です。
また、ニスの種類は光沢に違いのあるグロスニスとマットニスがございます。ラベル・シールの仕上がりイメージに合わせて選定を行うことが可能です。

表面保護以外の「ラミネート加工」、「ニス引き加工」の効果

表面保護が主な目的のラミネート加工、ニス引き加工ですが効果はそれだけではありません。加工することで表面の風合いが変わり、ラベル・シールのデザインをより引き立たせることができます。よく使用されるグロスのタイプは、加工すると表面に艶が出てインクの発色が良くなり、明るい印象となります。他にマットのタイプがありますが、こちらは加工すると艶を消して落ち着いた印象となり、高級感が増して感じられます。ラミネート加工、ニス引き加工のいずれもグロスタイプ、マットタイプをお選びいただけます。

今回のまとめ

今回のコラムでは、ラベル・シールの表面を保護するための加工方法についてご説明させていただきました。ラベル・シールに耐久性を持たせたいとお考えのお客様には、ぜひとも参考にしていただけると幸いです。山田美術印刷ではラミネート加工、ニス引き加工のどちらにも対応しておりますので、お気軽にお申し付けください。