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コラム
2022 07. 22

糊抑え加工のアテンションシールは、環境配慮原紙の需要も増えています

糊抑え加工のアテンションシールは、環境配慮原紙の需要も増えています

ラベル・シール印刷には様々な特殊加工がありますが、その中のひとつとして糊抑え(糊殺し)加工があります。糊抑え加工の代表的な使用例は、商品の訴求力アップに効果的なアテンションシールです。
今回のコラムは、糊抑え加工の活用方法や今後ラベル・シールに求められる需要性を紹介させて頂きます。

【目次】
1.糊抑え加工を利用してアテンションシール以外のシールも制作できます
2.環境配慮型原紙を使用したアテンションシールの需要も高まっています
3.今回のまとめ

糊抑え加工を利用してアテンションシール以外のシールも制作できます

糊抑え加工には様々な使用例があります。その中でも一番需要が高いのが、商品のアイキャッチ効果を高めるのに効果的なアテンションシールです。糊面にニスを引くことで粘着を抑えることができ、自由な形状で糊抑えの面積を決められることが特徴です。
この糊抑え加工の仕組みを、アテンションシール以外にも活用ができることをご存知でしょうか。
例えば、封緘ラベルと帯ラベルの2つの機能を持たせたラベルは、容器の頭から側面に渡って貼り付けます。その時、容器のくぼみ部分はシールが浮いた状態となり、ホコリやゴミが付着したり、意図しない形で容器に貼り付いてしまいます。しかし糊抑え加工を施すことにより、ホコリやゴミの付着や意図しない貼り付きを防ぎ、キレイな状態で販売できるのです。
また、ラベルに再剥離性を持たせるため、糊を完全に抑えずアミのパーセントを調整した糊抑えをするケースもあります。段階的に糊の粘着力に強弱を付けることもでき、シールを剥がす時の目印となるつまみ部分への加工にもおすすめしています。 

環境配慮型原紙を使用したアテンションシールの需要も高まっています

環境問題への取り組みが重要視される昨今、脱プラスチックにおけるフィルム製品の使用低減の需要が高まっています。これまでアテンションシールに使用される基材は、耐水性があり、折れ曲がりにくいメリットがあることからフィルム素材が定番とされてきました。しかし、アテンションシールにも利用可能な、環境に配慮した原紙が増えてきています。山田美術印刷においても、耐水性を持たせた紙ラベル、粘着剤に植物由来の原料を使用した粘着紙、厚み・コシのあるスタンディング性を持たせた紙基材など、環境に配慮した基材を提案しております。

今回のまとめ

糊抑え加工はアテンションシール以外にも活用できる印刷方法です。封緘シールや再剥離性を持たせるラベル・シールを制作できます。山田美術印刷では、糊抑え加工機を複数保有しています。大ロットだけでなく、小ロットにも向いている機械もございますので、お客様の用途やコストに合わせてご提案をさせて頂きます。
また、環境配慮型原紙への対応も可能です。使用用途や目的に合わせて選定致しますのでご相談ください。