愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷(株)「お知らせ」ページです。

052-913-7011 受付時間:平日8:30〜17:15

MENU

SINCE

-1959-

YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.

COLUMN お知らせ・コラム

コラム
2021 04. 01

印刷色にこだわりがある場合は量産前の色校正をおすすめします

印刷色にこだわりがある場合は量産前の色校正をおすすめします

ラベル・シール、写真、商品カタログ、パッケージ、ちらし、看板など…日常の中で何気なくに視界に入ってくる印刷物を通してユーザーに正しく、訴求力のある情報を伝えるためには様々な要素が必要になります。デザイン、キャッチフレーズ、文字の表現の正確性など様々な要素がありますが、その中の要素のひとつとしてあげられるのが、「色」です。
ラベル・シールはメーカー様の思い入れのある商品の「顔」になる一番重要な部分となり、表現によって売れ行きが左右されると言っても過言ではありません。今回は「色」と印刷の再現性をどう高めていくかという「色校正」というテーマについて説明をさせて頂きます。

【目次】
1.ラベル・シールの量産前に色校正をおすすめする理由
2.色校正は量産と同環境の本機校正がおすすめです
3.今回のまとめ

ラベル・シールの量産前に色校正をおすすめする理由

例えば、料理の写真が掲載されているメニューの場合、印刷色が汚いとせっかくの料理が美味しそうに見えません。また、カタログの場合には掲載された商品の色味が実物と異なっていることにより、返品になる可能性もあります。
このような「色」による問題を起こさないために、印刷時の色を確認・調整する「色校正」という工程があり、色校正を行うことでイメージ通りに仕上げることが可能です。
もちろん、ラベル・シール印刷においても色校正を行うことは可能です。基本的にはお客様より頂いた色見本をターゲットに印刷機のオペレーターが印刷色を忠実に合わせていきます。しかし、原稿の印刷(出力)方式と本機の印刷方式に相違があるため、お客様がご希望する色を再現する為にも量産前の色校正を山田美術印刷ではおすすめしています。

色校正は量産と同環境の本機校正がおすすめです

ラベル・シール印刷の色校正では、大きく分けて簡易校正と本機校正があります。
簡易校正はインクジェットプリンターやレーザープリンターを用いて、だいたいの色や文字校正を確認する作業となります。簡易校正は量産時の印刷方式とは異なるため、あくまでも全体のイメージを確認していただくに過ぎません。
それに対し、本機校正は量産時に使用する実際の印刷機、用紙、インキを用いて行う色校正です。最終的にお客様に納入するラベル・シールの色と全く同じ状態で見ていただけるため、一番再現性が高い方式となります。カラーインキの出し量など色の微調整により何パターンにも振り分けて印刷を行えることや、特色の再現性を高めることが出来るほか、箔やエンボス、ラミネートなどの特殊加工の細部まで確認していただくことが可能です。

今回のまとめ

色は見る人や環境によって見え方が異なります。メーカー開発担当者、デザイナー、代理店、エンドユーザー等、それぞれの担当者によってイメージしている色が違い、どのように伝えたらよいか難しい面が多いです。
イメージの相違による刷り直しなどのトラブルを未然に防いだうえで、お客様がご納得頂けるラベル・シールの生産を山田美術印刷は目指しています。
その為にも、ラベル・シール印刷の量産の前には本機校正をおすすめ致します。品質第一でサポートさせていただきますので、ぜひご相談ください。