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コラム
2021 08. 03

ラベル・シールにラミネート加工しただけでは完全な耐水性にはなりません

ラベル・シールにラミネート加工しただけでは完全な耐水性にはなりません

ラベル・シールの加工方法の一つにラミネート加工があります。
ラミネート加工とは、ラベル・シールの上に1枚フィルムを貼り合わせる加工方法です。
そこで、お客様から「ラミネート加工は耐水性があるのか?」という質問を頂くことがございます。ラベル・シールの使用環境によっては雨や湿気がある場所に貼るケースも多い為、このようなご質問を頂きます。
今回のコラムは、ラベル・シールにおけるラミネート加工と耐水性に関する説明をさせて頂きます。

【目次】
1.ラベル・シールにラミネート加工しただけでは完全な耐水性にはなりません
2.ラベル・シールの耐水性を上げるには、ベースにフィルム素材を使用することが先決です
3.フィルム素材+ラミネート加工が雨や湿気に強い耐水性のあるラベル・シールです
4.今回のまとめ

ラベル・シールにラミネート加工しただけでは完全な耐水性にはなりません

まず、ラベル・シールにラミネート加工しただけでは完全な耐水性にはなりません。もちろん、雨や湿気に強くはなりますが、耐水性が上がる訳ではありません。
表面にラミネート加工をすることで、ラベル・シールの表面の撥水性は上げることが出来ます。しかし、使っている素材自体が紙素材だとすれば、雨や湿気は紙素材に吸収されてラベル・シールが破れてしまう可能性がございます。
ラミネート加工とは耐水性を上げる加工ではなく、撥水性を上げる加工とイメージして頂くとわかりやすいかと思います。

ラベル・シールの耐水性を上げるには、ベースにフィルム素材を使用することが先決です

それでは、耐水性があるラベル・シールを制作するにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、使用するベースとなる原紙をフィルム素材にすることをおすすめしています。フィルム素材は紙素材と違って、雨や湿気に強く耐水性もあります。よって、屋外に貼るラベル・シールに適している素材なのです。
また、フィルム素材の中でも合成紙を使用することが一般的です。合成紙は汎用性が高くラベル・シールでも非常に多く使われる素材です。糊の種類も多いことから、幅広い用途にご使用頂いています。

フィルム素材+ラミネート加工が雨や湿気に強い耐水性のあるラベル・シールです

さらに、フィルム素材のラベル・シールに対して、ラミネート加工をすると耐水性が最も上がります。屋外、雨、湿気の多い場所などは、フィルム素材にラミネート加工をおすすめしています。
また、屋外で使用するラベル・シールにはサンカットラミをおすすめ致します。サンカットラミを使用することにより色飛びを抑え、長くラベル・シールをご使用頂けます。

今回のまとめ

ラベル・シールに耐水性を求める場合は、フィルム素材+ラミネート加工をおすすめ致します。雨や湿気に強くなりますし、屋外での仕様にも向いています。また、シャンプーの容器や飲料などの水に濡れやすいラベル・シールにもおすすめです。
ラベル・シールはデザイン面だけでなく、機能面から考え仕様を決めることも非常に重要です。山田美術印刷では、お客様に安心してご使用頂けるラベル・シールをご提案させて頂きます。是非ご相談ください。