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COLUMN お知らせ・コラム
水に強いシールはどうやって作る?見落としがちな3つのポイント
ラベル・シールが水に濡れてしまい、破れたり文字が読めないなどの経験はないでしょうか。
水に強いラベル・シールを制作する際には、用途によって最適な原紙選びや加工方法が変わるので悩むポイントは多いです。しかし、正しい選び方やポイントを押さえていれば簡単。制作後の失敗の可能性もぐっと減り、長く安心して使えるラベル・シールが制作できます。
今回のコラムでは、ラベル・シールの耐水性をテーマに用途・原紙選び・加工方法の3つを紹介します。
【目次】
1.ラベル・シールをどこでどのように使うかを正確に理解する
2.耐水性を高めるにはフィルム原紙を選ぶことが大前提
3.見落としがちなラミネート加工とデザインのポイント
4.今回のまとめ
ラベル・シールをどこでどのように使うかを正確に理解する
まずは、ラベル・シールをどこでどのように使うかを考えましょう。
耐水性が必要な代表的な環境は、屋外・お風呂場・食品パッケージ・冷蔵冷凍商品があげられます。水や湿気が触れる環境が多く、一般的な紙の原紙では破れたり文字がにじむ可能性が高いです。
さらに、見逃しがちなのが温度変化によって発生する結露です。お酒のボトル瓶では、保存方法により結露が発生するケースがあります。この結露でもラベル・シールの破れや剥がれにつながりますので耐水性を見越したラベルがおすすめです。

耐水性を高めるにはフィルム原紙を選ぶことが大前提
次にラベル・シールの原紙についてです。ラベル・シールの原紙は大きく分けて、「紙」と「フィルム」の2種類。耐水性を求めるのであれば、圧倒的に「フィルム」です。フィルム原紙は、水に強く長期間使えて劣化しにくいため、安心して長く使うことができます。
フィルム原紙には、PET・合成紙・塩ビなどの種類があるので用途や見た目の質感とのバランスを考えて選びましょう。原紙の柔らかさも違いますので、サンプル原紙を印刷会社から取寄せて実際に貼ると間違いありません。

見落としがちなラミネート加工とデザインのポイント
原紙の種類が決まったら、仕上げの加工を検討するのもポイントです。表面にラミネート加工をすることにより、一層耐水性をアップさせることができます。ツヤ感のあるグロスラミネートとマット感のあるマットラミネートがあり、どちらもラベル表面に貼りあわせることにより耐水性・耐久性が高まります。
また、デザイン面でもポイントがあります。フォントの大きさや背景色などを工夫することで、濡れた状況でも視認性が高い読みやすいラベル・シールに仕上がります。耐水性を高めるだけでなく、濡れた場合を見越したデザインをすることがポイントです。

今回のまとめ
水に強いラベル・シールを制作するには、使う環境を理解して原紙と加工を適切に選ぶことが重要です。また、デザイン面も工夫することで濡れた場合でも読みやすいラベル・シールに仕上がります。
最近ではコスト重視の傾向があり、「とにかく安い原紙で制作したい」というご依頼も少なくありません。この場合、短期間での破れや剥がれなどにつながる可能性がとても高いです。お客様が安心して長くラベル・シールをご使用いただくためにも、しっかりとコストをかけて適切なラベルを制作しましょう。

