愛知県名古屋市でラベル・シール・販促物の制作を行う山田美術印刷(株)「お知らせ」ページです。

052-913-7011 受付時間:平日8:30〜17:15

MENU

SINCE

-1959-

YAMADA
Fine Arts Printing
Co., Ltd.

COLUMN お知らせ・コラム

コラム
2025 07. 14

ラベル・シールの品質を保つ包装と梱包への取り組みについて

ラベル・シールの品質を保つ包装と梱包への取り組みについて

ご注文いただいたラベル・シール。高品質と安全をお届けするため、山田美術印刷では包装や梱包の手順を大切にしています。適切な梱包を行うことは、品質を維持することはもちろんのこと、取り扱い効率や輸送コストの改善にも繋がります。反対に梱包が不十分な場合は輸送中に破損を受けるリスクが高まり品質が維持できなくなるため、再送コストや物流コストの増加、輸送中の事故やトラブルが発生する可能性が出てきてしまいます。適切な包装や梱包を行うためには形状や大きさ、状態など様々な項目にて特徴をつかむことが重要となります。
今回は、ラベル・シールの印刷の仕上がり状態で代表的なロール仕上げとシート仕上げの2種類に絞って山田美術印刷でどのような包装・梱包での取り組みを行っているのかをお伝えします。

【目次】
1.ロール仕上げのラベル・シールの包装と梱包
2.シート仕上げのラベル・シールの包装と梱包
3.緩衝材は環境にも優しい端材を利用
4.今回のまとめ

ロール仕上げのラベル・シールの包装と梱包

ロール仕上げとは、ラベル・シールを紙管にロール状に巻いて仕上げる状態のものをいいます。
緩衝材を入れ梱包の際、天面にラベルの隙間が15cm以上ある場合はダンボール天面をカットし隙間なく梱包します。15cm未満の隙間は緩衝材を天面に入れ梱包します。また梱包にも1梱包の枚数指定がある場合はそれに準じて梱包を行います。特に指定がない場合は梱包の箱にあったポリ包装を行い梱包してお客様のもとへお届けいたします。

ダンボール上部カット

シート仕上げのラベル・シールの包装と梱包

 シート仕上げとは印刷上がりのロールをカッター機でカットしてシート状態に仕上げる方法です。
同一のシール複数枚を1シート内にまとめた状態のものから1枚1枚カットする方法等ご希望に合わせた方法でカットを行った後、50や100シートなどでまとめて紙帯止めやその他お客様ご指定の方法でまとめています。その後帯止めしたシート品をクラフト包装もしくはポリ袋にシート品を入れ梱包を行っています。巻ラベルと同じく梱包の際に隙間がある場合は緩衝材を入れて梱包します。

緩衝材は環境に優しい端材を利用

梱包の際に隙間がある場合、輸送中に商品が動いてしまい傷や変形の原因となるため緩衝材を入れ梱包物の中身を保護しています。山田美術印刷では緩衝材にダンボールの板とラベル・シールの台紙の端材を使用。ラベル・シールの台紙は剥離剤がコーティングされており緩衝材同士や商品との癒着を防ぎ、廃棄物の削減、資源の有効活用、そして環境負荷の低減に繋がるため山田美術印刷では活用させていただいております。

今回のまとめ

梱包はラベル・シールの品質を維持し無事にお届けするために重要な工程。梱包のプロセスにはラベル・シールの仕上げ方法により手順が変わります。手順を踏むことで安全かつ効率的に梱包を行うことで品質を維持しております。上記のロール仕上げやシート仕上げだけではなく、巻ラベル、シートラベル共に包装や梱包も指定することもできますので、お気軽にご相談ください。