総額表示の義務化

　新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

　今年は例年と違って静かな雰囲気で新年を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
2021年は新しい生活様式、モノ・サービスの変化が継続され、これまでの「当たり前」が変化している状況の中、弊社におきましてもさらなる品質向上の推進、新しい技術、サービスの充実、情報 発信を基に成長していく努力をして参りたいと思います。

　ところで、今年は4月1日より「総額表示が義務化」となりますが、みなさまはすでに対策は取られていますか?
「総額表示」とは、消費者に商品の販売やサービスの提供を行う消費税課税事業者が、パッケージ、ラベル、値札やチラシなどに、その価格を表示する際、消費税額を含めた価格を表示すること をいいます。 つまり、いくら払えばその商品やサービスが購入できるか簡単にわかるようにすることです。
2019年10月に消費税率は10%になり、レジの設定変更、プライスカード、パッケージ、ラベル等の変更で慌ただしくされたことと思いますが、総額表示の特例により、税抜き価格のみの表示でも、 注釈として「※価格は税抜きです」という表示をしていれば許されていました。
そのような特例が2021年3月31日で終了となります。我々ラベルメーカーにおいても、価格表示のご相談、改版にも柔軟に対応致しますので、ぜひお早めにご相談ください。

　2021年は明るい話題が多くなることを願いつつ、今後もお客様の求めていることを一つひとつ丁寧に精一杯の気持ちで対応をさせて頂きます。
本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます。