スイーツなどのギフトを購入する時、どんな基準で商品を選んでいますか。
デパ地下やお取り寄せサイトなど、季節感や好みなどを考えて喜んでもらえるようにと探していると商品が多すぎて悩んでしまいます。高級感のあるラベルでブランドのイメージが統一されている商品や、素材のイメージを強調したラベルのシズル感で惹き寄せる商品など様々です。
友人に手土産を探していた時、商品のコンセプトである風土、季節、植物の力をうつしとった「おいしい標本」という言葉が目にとまり気になって見てみると、自然豊かな鹿児島で採取した植物やフルーツの「Botanica」というジャムサンドクッキーでした。そして、ひとつひとつ包まれたクッキーに貼ってある標本のようなナンバリングラベルに何より興味をかき立てられました。
早速、購入して同封されていたしおりで確認すると、標本のようなナンバリングラベルは、それぞれのジャムの素材の産地の緯度だとわかりました。「おいしい標本」というコンセプトが理解でき、深く心を動かされると同時に素材産地を位置座標で表示したラベルが斬新だと思いました。そして、実際にクッキーを食べてみると、ジャムの素材の味が引き立つしっとりした生地の優しい味わいで、シンプルなラベルにも反映されていて、魅力を伝えるコミュニケーションツールとしてのデザインの重要性を再認識しました。
ラベルからイメージする商品の第一印象は購入する時の判断材料としてとても大切だという認識とともに、お客様の心を込めた商品の魅力を伝えるコミュニケーションツールとして、ラベルがより魅力的になるようお客様と一緒に考え、デザインをご提案させていただきます。お気軽にお問い合わせください。