2019年は、元号の改元、消費税増税など節目の時を迎えます。
今年は、このような社会の変化や革新へ対応することを強く意識するスタートとなりました。そして、こうした時代の変革に対応すること、よりお客様に満足していただける品質をお届けすることを目的に、弊社でも日々業務の改善を積極的に行っています。
品質を向上させる上で一番効果を上げているのは、社員全員参加で取り組んでいる改善提案活動です。
生産の各現場から出てくる改善提案は、弊社でも宝の山です。この宝を効率よく活用し作業標準化を行い、品質向上や生産効率の向上でお客様のご期待に還元できるよう生産・品質管理部として日々奮闘しています。
ラベル印刷の品質管理では、印刷面の品質はもちろんのこと、糊面の強弱など目で確認しにくい品質管理もあります。また、ラベルを依頼される場合に一番確認されたい部分がこの糊面の種類についてではないかと思います。
糊面の種類は、目的や貼り付け対象物に対して様々なタイプがあり、その選択の良し悪しは、ラベル印刷でのプロセス品質の良し悪しと言えます。このプロセス品質は、お客様には見えにくい部分の品質ですが、最終的に商品の生産性や見え方にも大きく影響する重要な部分です。よって弊社では、この製品のプロセス品質の向上にも力を入れております。
社会の変化や革新により大きく動く時代だからこそ基本を大切にして、設計から印刷までトータル品質でお客様にご満足いただけるよう、今後も努力を積み重ねて参ります。
※プロセス品質とは、製品を作るときのプロセス(製品設計・工程・作業)の品質のこと